2014.06.30

「北海道の海鳥1 ウミスズメ類①」発行のお知らせ

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 この度、NPO法人日本野鳥の会十勝支部より「北海道の海鳥1 ウミスズメ類①」を発行いたしました。


千嶋淳 著 鈴木瑞穂 イラスト NPO法人日本野鳥の会十勝支部(2013年発行) B5判 56ページ ISBN978-4-990741-10-5 定価1,050円(本体1,000円+税)

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2014.06.29

「十勝の海の動物たち」発行のお知らせ

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 帯広百年記念館ロビー展「十勝沖・海の動物たち」に合わせて、「十勝の海の動物たち」を漂着アザラシの会より発行いたしました。20ページの小冊子ながら、オールカラーで十勝で確実な記録のある海鳥58種、海獣8種を80点以上の写真を用いて紹介しています。ミズナギドリ類やウミスズメ類等、通常の図鑑類にはあまり掲載されていない種類も多く扱い、十勝・道東の海で見られる鳥・獣を幅広く俯瞰できるのが特徴です。500円(+直接お届けできない方は送料80円)で販売いたしますので、購入を希望される方は、メール(pvstejnegeri_yoidore@dance.ocn.ne.jp)またはコメント(記入の際入力したアドレスは、web上では表示されません)にて連絡いただけたら幸いです。(本冊子の作成には日本財団の助成を受けました)

2013年11月25日追記:NPO法人日本野鳥の会十勝支部Internet Shopでもお求めいただけるようになりました。新刊の「北海道の海鳥1 ウミスズメ類①」ともども、引き続きよろしくお願いいたします。

(2012年5月23日   千嶋 淳)

2014.04.04

「十勝野鳥だより184号」発行

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 3月30日、NPO法人日本野鳥の会十勝支部報「十勝野鳥だより184号」を発行いたしました。ワシ一斉調査や天然記念物観察ツアー、海上調査などの行事報告にくわえ、書き下ろしの「海鳥を読む」が収録されています。海鳥に関する和洋13の本を取り上げ、その中で副次的に扱ったものも含めると34の書籍を紹介しています。単なる書評にとどまらず、自身の思想を盛り込んだつもりです。手前味噌ながら「北海道の海鳥1ウミスズメ類①」の制作悲話も書かせていただきました。同記事の後には奇しくも、支部長による「海鳥とプラスチック」のエッセイもあります。表紙を飾ったのは、ウミスズメ図鑑のイラストを担当してくれた鈴木瑞穂さんの筆によるベニヒワです。今冬はベニヒワに楽しませてもらったシーズンでしたね。会員の皆様には、そろそろお手元に届いた頃でしょうか。一連の作業に参加いただいた方々、お疲れ様でした。


(2014年3月30日   千嶋 淳)

2014.03.25

2014年4月12日(土)十勝沖海鳥・海獣類観察会のお知らせ

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Photo by Chishima, J.
ハシブトウミガラス 2014年3月 北海道十勝沖)


 来たる4月12日(土)、船を出してもらって海鳥や海獣類の調査・観察を行う予定です。基本的にはいつもの海上調査と一緒ですが、次年度は現時点で十分な予算を確保できていないため、参加費をやや高くする一方、調査と並行して解説を行うよう努めます。そのため、「観察会」としました。資料も配布予定ですので、これまで参加を躊躇われていた方もお気軽に参加下さい。以下の要領で実施します。参加を希望される方は要領を一読の上、メール、電話等にて連絡をお願いいたします。

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140322 天然記念物野鳥観察ツアー

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All Photos by Chishima, J.
ハクガンシジュウカラガンなどの群れ 以下すべて 2014年3月 北海道十勝川下流域)

 NPO法人日本野鳥の会十勝支部東十勝ロングトレイル協議会の共催による「川のルート 天然記念物野鳥観察ツアー2014」のガイドを務めさせていただきました。

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2014.03.18

140317 十勝沖海鳥・海獣調査

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エトロフウミスズメの群れ 以下すべて 2014年3月 北海道十勝沖)


 十勝川沿いに霧が出ており、海も同様かと心配しましたが、川から離れるにつれ青空が広がりました。どうやら川霧だったようです。午前6時半、すっかり明るくなった港から沖を目指します。多少風浪があったものの、この時期としては穏やかでツブやタコなどの漁船が所々で操業しており、それらにはたいてい数~数十羽のオオセグロカモメが群がっていました。しかし、それ以外の鳥はサッパリです。否、完全にいないわけではなく、エトロフウミスズメやコウミスズメの群れがぱらぱら飛び、ウミオウムやハシジロアビも観察できたのですがいずれも距離が遠く、「見た」という満足感とは程遠いものでした。例年、流氷が最南下するこの時期はエトロフウミスズメ属やウミガラス類が多数、時に船のすぐ近くでも見られるため、それを期待していただけに残念でした。間近に見られた外洋性の海鳥はハシブトウミガラスくらいで、この時期数~数十羽が毎回観察されるウミガラスやケイマフリの姿もありませんでした。先月までいなかった夏鳥のウトウが1羽だけ出現したのは、春の兆しといえるでしょう。

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2014.03.10

コオリガモ(その2) Clangula hyemalis 2

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Photo by Chishima, J.
雌雄のコオリガモ 2011年3月 北海道厚岸郡厚岸町)


 少し前に調べ物をしていて気付いたのだが、2012年にコオリガモがIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストでVU(絶滅危惧Ⅱ類)にリストアップされている。バルト海の個体群が1990年代以降に激減し、分布域の多くで湿地環境の悪化や油汚染、混獲、ハンティング等の脅威に曝され続けていることによるもののようだ。同じランクの日本産鳥類がアホウドリ、カラシラサギ、ズグロカモメ、カンムリウミスズメ、ルリカケス等であることを考えると驚きを禁じ得ない。同リストではクロガモもNT(準絶滅危惧)に指定されている。30年くらい前の道東の海では、海ガモ類の群れが帯になって切れ間なく見えたと言う人もいる。そこまでではないが、自分が北海道に来た20年前にも今よりは余程いた。現状が殆ど調べられないまま、消えようとしているのかもしれない。広域的な海ガモ類のモニタリング体制の確立と関係者間の情報共有が必要だ。画像のコオリガモのペアを撮影したのは3年前の今日、午後の陽射しが柔らかな厚岸港だった。日本が平和で安全な国と思えた最後の日だったかもしれない。


(2014年3月10日   千嶋 淳)

140225 十勝沖海鳥・海獣調査

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All Photos by Chishima, J.
ハシブトウミガラス 以下すべて 2014年2月 北海道十勝沖)


 今年初となる調査を実施しました。午前6時半、水平線よりやや高くを上る太陽を眺めながらの出航です。寒くはあるものの、厳寒期特有の肌を刺すような痛みを伴うほどではありません。港ではなぜか、カモメ類が1羽も見られませんでした。その後、沖合で操業中の漁船に群がったり、操業後の海上で休息するカモメ類が多く見られたことから、早朝から漁船周辺で餌を探しているか、海上で塒を取って港にはまだ飛来していなかったのかもしれません。帰港時(午前10時半)には港でも少数が見られました。

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2014.03.01

140223 ワシ一斉調査

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Photo by Chishima, J.
ワタリガラス 2014年2月 北海道十勝管内)


 先の日曜日はオオワシ・オジロワシ一斉調査でした。NPO法人日本野鳥の会十勝支部でも管内の数ルートを会員で分担し、私は2名の会員と一緒に内陸の山間部を調査しました。エゾシカ残滓があると思われる場所に数羽のオオワシ、オジロワシを発見したのを皮切りに次から次へと出現し、総数はオオワシ50羽、オジロワシ18羽の計68羽でした。晩秋から初冬にかけてサケを求めて十勝川中流域に集中し、その後海や山へ分散してゆく傾向は数年前のシーズン通しての調査でも見られましたが、今年も同様のようです。嬉しかったのはワシ類と一緒に、計10羽前後のワタリガラスが見られたこと。昨年のモンゴルでは郊外やウランバートル市内でも普通に観察できましたが、この鳥はやはり銀世界の青空を、甲高い不思議な声で鳴きながら舞うのが似合っていると思います。


(2014年2月25日   千嶋 淳)

2014.02.24

140222 浦幌町野鳥観察会

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All Photos by Chishima, J.
オオワシやオジロワシを観察中 以下すべて 2014年2月 北海道十勝群浦幌町)


 浦幌町商工会主催の野鳥観察会でガイドを務めさせていただきました。浦幌町では着地型観光(地元に滞在して地元にお金を落としてもらう観光)の一環として野鳥観察を前面に出してゆこうとしており、それを受けての観察会です。帯広や札幌、遠くは東京からのお客さん10名+スタッフ、関係者で青空も眩しい快晴の中、同町の山野水辺をバスで回りました。

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